ESP北海道

お知らせ

　ESP北海道では、2006年２月11日（土）に「第２回公開研究会」を開催致します。研究テーマは、ESP北海道が今年度の研究テーマとして掲げている「ニーズ分析」です。

　第１回公開研究会では、北海学園大学の浦野研先生を招き、ニーズ分析の概観と、タスクを分析単位とした分析の有効性について講演をいただきました。来年度以降ESP北海道が計画している企業内調査を実施する上で重要な方向付けとなる貴重なお話となりました。

　第２回公開研究会では、ものつくり大学の山崎敦子先生を招き、海外の製造業を中心とした企業でどのような英語が使われているのか、山崎先生が手掛けているフィールドワークに基づいた研究について、御講演をいただく予定です。

　研究発表は、第１回公開研究会では、社会人に対するインターネット調査でしたが、第２回公開研究会では、道内企業に対して実施したアンケート調査の結果を発表の予定です。

　道内企業のアンケート調査は、札幌、旭川、函館、苫小牧の各地商工会議所、北海道中小企業家同友会、北海道銀行のご理解とご協力を得て、道内企業４１１社からご回答をいただきました。研究に対する声援と激励の言葉も多数頂戴しました。この場を借りて心から感謝申し上げます。

　第１回公開研究会では、大学教員のみならず、高校教員、翻訳家、英語に関心を寄せる市民の方も参加され、活発な議論が展開されました。第２回公開研究会も議論の時間を多く用意しました。皆様の御参加を心よりお待ちしております。